アイアムヤルワヨ（2018年生、母アイアムネフライト）

アイアムヤルワヨ（2018年3月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+(大仕事を)やるわよ」。毛色は栗毛。種牡馬のスマートファルコン（当時13歳）と交配したアイアムネフライトが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はまるとみ冨岡牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般C2七。

経歴

デビュー前

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

2月6日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

4月18日、中9週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい14着に敗れた。

6月6日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

8月15日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

9月19日、中4週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた5戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したリリージャスパーにアタマ差届かず2着に甘んじた。

10月3日、中1週で迎えた6戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモキルカスを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

11月8日、中4週で迎えた7戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のナーリーに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

12月14日、中4週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた8戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

デビュー前

飯田弘道厩舎（岩手）へ入厩。

4歳（2022年）

3月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から29kg戻して迎えた9戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3 11（高知ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったラッキーメッセージを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

3月16日、中1週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた10戦目は、徳島県阿波尾鶏特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったグラナタスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月30日、中1週で迎えた11戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3 14（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、バンディエラに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

4月30日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るベルニアイニキテを交わし去り、最後は2馬身の差をつけて制した。

5月22日、連闘で迎えた15戦目は、ヤマボウシ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は上田将司騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

デビュー前

國澤輝幸厩舎（高知）へ入厩。

6月12日、デビュー戦は山崎雅由騎手を鞍上に据えて、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての大外8番ゲートからスタート。出走取消となった。