ナーリー（2017年生、母ウーマンインレッド）
Gnarly
2017.03.18
ナーリー（2017年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「すごい、素晴らしい」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のベーカバド（当時10歳）と交配したウーマンインレッドが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は対馬 正。2020年の金杯(地方重賞)で2着に入った他、2020年の金杯(M2)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
2歳のとき、グランデファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。
小野望厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2019年）
7月17日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は458kg。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はフィールドノアと並んで2着同着となった。
7月30日、中1週で迎えた2戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。
9月16日、中6週で迎えた3戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のエイシンハルニレを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。
10月13日、中3週で迎えた4戦目は、2歳M2の若駒賞（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。
11月10日、中3週で迎えた5戦目は、2歳M1の南部駒賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。
12月9日、中3週で迎えた6戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、2歳M3の寒菊賞（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。
3歳（2020年）
1月2日、中2週で迎えた7戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の金杯（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、シンボにクビ差交わされて2着に甘んじた。
2月2日、中3週で迎えた8戦目は、3歳1勝クラスのセントポーリア賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。
2月23日、中2週で迎えた9戦目は、3歳1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。
3月15日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、3歳1勝クラス（阪神芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。
4月5日、中2週で迎えた11戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のスプリングカップ（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。
5月3日、中3週で迎えた12戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のダイヤモンドカップ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。
5月17日、中1週で迎えた13戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のORO開幕特別（盛岡ダート1800m 雨/重）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。
6月7日、中2週で迎えた14戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。
7月12日、中4週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。
8月10日、中3週で迎えた16戦目は、3歳戦のいわて北緯40度葛巻町賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。
9月5日、中3週で迎えた17戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず16着に終わった。
11月8日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のイーハトーブマイル（盛岡ダート1600m 小雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。
11月14日、連闘で馬体重を前走から5kg絞って迎えた19戦目は、遠野 高清水展望台賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。
12月1日、中1週で迎えた20戦目は、関本玲花騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。
12月13日、中1週で迎えた21戦目は、銀嶺賞（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。
4歳（2021年）
3月9日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から27kg増やして迎えた22戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、弥生特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。
3月23日、中1週で迎えた23戦目は、ペガサス座特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。
4月8日、中1週で迎えた24戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。
4月22日、中1週で迎えた25戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤聡一騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。
6月27日、中8週で迎えた26戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。
7月11日、中1週で迎えた27戦目は、妹尾将充騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。
7月25日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾将充騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。
8月8日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3-6（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で妹尾将充騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。
8月29日、中2週で迎えた30戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で妹尾将充騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。
9月12日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で妹尾将充騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。
10月5日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は関本玲花騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい8着に終わった。
10月19日、中1週で迎えた33戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。
10月26日、連闘で迎えた34戦目は、カリフォルニアポピー賞（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。
11月8日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は関本玲花騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったアイアムヤルワヨに詰め切れず、3馬身差の2着となった。
11月23日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は木村暁騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るドバイウィンドを強烈な末脚で3/4馬身差し切って久々に勝ち星を挙げた。
デビュー前
2歳のとき、グランデファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。
畠山信一厩舎（岩手）へ入厩。
デビュー前
2歳のとき、グランデファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。
畠山信一厩舎（岩手）へ入厩。
5歳（2022年）
3月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた37戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に敗れた。
3月22日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に終わった。
4月4日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（5戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。
4月18日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で木村暁騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。
5月13日、中3週で迎えた41戦目は、深澤杏花騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。
6月1日、中2週で迎えた42戦目は、田中洸多騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。
6月14日、中1週で迎えた43戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、一般C16（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。
6月28日、中1週で迎えた44戦目は、大日ヶ岳賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川慎騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。
7月24日、中3週で迎えた45戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。