ニッショウミライ（2020年生、母セクシーモーション）

Nissho Mirai

2020.04.06

ニッショウミライ（2020年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグランデッツァ（当時11歳）と交配したセクシーモーションが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）幾千世牧場。2022年の’22ルーキーズサマーカップで2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、アースファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、エヌエス仙台によって220万円で落札された。

酒井一則厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2022年）

5月30日、デビュー戦は寺島憂人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、ヒーローコールに交わされて1馬身半差の2着となった。

6月30日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦の若竹特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺島憂人騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、サムタイムアゴーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

7月18日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、2歳戦の新星特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で寺島憂人騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアトカラツイテクルに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8月31日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳オープンの’22ルーキーズサマーカップ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で寺島憂人騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったポリゴンウェイヴに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月22日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦の新鋭特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で寺島憂人騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい5着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳戦の小町特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で寺島憂人騎手（5戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

11月23日、中5週で迎えた7戦目は、2歳戦の若鷹特別（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で寺島憂人騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

3歳（2023年）

1月12日、中6週で迎えた8戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのURAWAなでしこオープン（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

3月21日、中9週で迎えた9戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若草特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、4着を確保した。

4月26日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井光輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るルヴァンモンスターを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月25日、中3週で迎えた11戦目は、3歳オープンの優駿スプリントトライアル（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桜井光輔騎手（2戦1勝）。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、アースファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、エヌエス仙台によって220万円で落札された。

酒井一則厩舎（浦和）へ入厩。

6月12日、中2週で迎えた12戦目は、電光石火賞（川崎ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は藤本現暉騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の一般B3 C1（浦和ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は桜井光輔騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデ戦のルビー特別（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井光輔騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、勝ったアイゴールドに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。