タケデンカーニバル（1995年生、母マコトエース）

タケデンカーニバル（1995年5月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキングハイセイコー（当時14歳）と交配したマコトエースが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、地方16戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1999年の一般C3六七。

経歴

デビュー前

川村昭男厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1998年）

2月12日、デビュー戦は佐藤祐樹騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

10月23日、約8か月半の休み明けで迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったバリバリノエースに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月26日、中4週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた4戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

4歳（1999年）

1月26日、中5週で迎えた5戦目は、5歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月4日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた6戦目は、一般C3十（船橋ダート1400m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエバーアンジュを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月20日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3六七（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタイセンセクレトに3/4馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

11月17日、中3週で迎えた8戦目は、一般C3五六（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

12月28日、中5週で迎えた9戦目は、一般C3四ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤祐樹騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったブロンドフェイスに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5歳（2000年）

1月19日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3三ウ（船橋ダート1500m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤祐樹騎手（8戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

2月15日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3九十（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤祐樹騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3九十（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤祐樹騎手（10戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のキオーラに1馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

11月29日、約9か月の休養明けで迎えた13戦目は、一般C3五アイ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤祐樹騎手（11戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ハミングトートに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月20日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤祐樹騎手（12戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、マキバルシファーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6歳（2001年）

1月10日、中2週で迎えた15戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、一般C3五ア（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

2月6日、中3週で迎えた16戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（13戦3勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。