デイッパーブーン（1984年生、母フライオンワード）

経歴

デビュー前

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

11月2日、デビュー戦は小谷祐司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に51.5kgの軽斤量で出走。馬体重は454kg。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた2戦目は、作田誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったネーハイダンサーにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

12月21日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で作田誠二騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3歳（1987年）

10月10日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小谷祐司騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた5戦目は、関口睦介騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

4歳（1988年）

3月6日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

4月16日、中5週で迎えた7戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は小谷祐司騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月8日、中2週で迎えた8戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小谷祐司騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小谷祐司騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月16日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/稍重）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小谷祐司騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で小谷祐司騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月14日、連闘で迎えた12戦目は、大森勇一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。