ウレシーダー（2004年生、母シーダーアラジ）

ウレシーダー（2004年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「嬉しいと母名との造語」。毛色は鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時12歳）と交配したシーダーアラジが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）増本牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方33戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の3歳。

経歴

デビュー前

飯田雄三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

9月18日、デビュー戦は上野翔騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中京芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は438kg。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた3戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

12月2日、中3週で迎えた4戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて16着に終わった。

3歳（2007年）

1月8日、中4週で迎えた5戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオーミパヒュームに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

1月21日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

4月6日、中5週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた11戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパワーオルドリバーに1馬身の差をつけて制した。

5月29日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮戦したが、ブルートリポスに交わされて4馬身差の2着となった。

6月12日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の小野木梨衣誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

7月1日、中2週で迎えた14戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の五十君・早川・浅野還暦記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、3着を確保した。

7月16日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、3歳戦の田中恵子誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた16戦目は、3歳戦の吉野将登1歳誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、コパノライジンに交わされて2馬身差の2着となった。

8月28日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（9戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦の笑撃!大介・江利子結婚記念（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月16日、連闘で迎えた21戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

10月26日、中0週で迎えた22戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月7日、中1週で迎えた23戦目は、牝馬限定の一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

11月23日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた25戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

4歳（2008年）

1月1日、中2週で迎えた26戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、笠松競馬参拝祈念（笠松ダート1400m 雪/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

1月8日、連闘で迎えた27戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

1月14日、連闘で迎えた28戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

2月12日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、山田順一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C26（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた30戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田順一騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

3月3日、連闘で迎えた31戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

3月10日、連闘で迎えた32戦目は、昌也・洋子誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は山田順一騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

4月1日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた33戦目は、牝馬限定の一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田順一騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた34戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田順一騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

5月5日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた35戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C27（名古屋ダート800m 雨/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

5月13日、連闘で迎えた36戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山田順一騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた37戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田順一騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。