ノボチャン（2007年生、母イケイケサンドリン）

ノボチャン（2007年4月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋呼称」。毛色は栗毛。種牡馬のノボジャック（当時10歳）と交配したイケイケサンドリンが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方46戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2011年の舳倉島特別(一般B4一)。

経歴

デビュー前

尾関知人厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

3月21日、デビュー戦は横山義行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

4月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

7月4日、中8週で迎えた4戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/不良）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入った。

7月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。

8月21日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

9月28日、中4週で迎えた7戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の秋の千枚田特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた8戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の山之内産・巨峰カップ（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた9戦目は、一般B4三（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた10戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、アルテミス賞（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた11戦目は、KyuSanバースデー記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は桑野等騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた13戦目は、一般B4二（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

4歳（2011年）

1月5日、連闘で迎えた14戦目は、一般B4二（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

4月12日、約3か月の休み明けで迎えた15戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、復興支援がんばれ群馬県特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

4月26日、中1週で迎えた16戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、智一&涼子結婚記念（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた17戦目は、復興を応援します野田村（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は米倉知騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた18戦目は、美味しく食べて応援します。仙台牛（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた19戦目は、一般B4二（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は服部大地騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた20戦目は、親方・年貢の納め時杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた21戦目は、舳倉島特別（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るアヤミズキを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

8月2日、中3週で迎えた22戦目は、一般B3二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は服部大地騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

8月30日、中3週で迎えた23戦目は、蛸島キリコ祭り特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

10月6日、中4週で迎えた24戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた25戦目は、香美町松葉ガニ特別（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上B1 B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月30日、中1週で迎えた27戦目は、りんどう賞（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦健太騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた28戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般B3二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のバビッシュに1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

5歳（2012年）

1月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般B3二（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた30戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、一般B3二（福山ダート1250m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた32戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったビクトリーロマンから4馬身差の2着となった。

2月20日、連闘で迎えた33戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月12日、連闘で迎えた35戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月19日、連闘で迎えた36戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月25日、連闘で迎えた37戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

4月22日、中3週で迎えた38戦目は、卯月賞（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月29日、連闘で迎えた39戦目は、一般B3一（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池田敏樹騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルサンシンプルから3/4馬身差の2着となった。

5月13日、中1週で迎えた40戦目は、一般B3一（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で池田敏樹騎手（7戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったグラスタイムから1馬身半差の2着となった。

5月27日、中1週で迎えた41戦目は、一般B3一（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で池田敏樹騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた42戦目は、薄暑スプリント（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で池田敏樹騎手（9戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月16日、連闘で迎えた43戦目は、ジューンマイル（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で池田敏樹騎手（10戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月23日、連闘で迎えた44戦目は、一般B3二（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で池田敏樹騎手（11戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のルビーエメラルドに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月1日、連闘で迎えた45戦目は、ルビーマイル（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で池田敏樹騎手（12戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったギータから1馬身差の2着となった。

7月8日、連闘で迎えた46戦目は、めざせレコード一撃チャレンジ（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で池田敏樹騎手（13戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったバービーから5馬身差の2着となった。

7月14日、連闘で迎えた47戦目は、ハイビスカス特別（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で池田敏樹騎手（14戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月22日、連闘で迎えた48戦目は、大暑スプリント（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で池田敏樹騎手（15戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月29日、連闘で迎えた49戦目は、海水浴特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で池田敏樹騎手（16戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月5日、連闘で迎えた50戦目は、一般B3一（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で池田敏樹騎手（17戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月11日、連闘で迎えた51戦目は、一般B3一（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で池田敏樹騎手（18戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月19日、連闘で迎えた52戦目は、一般B3一（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で池田敏樹騎手（19戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。