タガノスラッシュ（1999年生、母カツノジョオー）

タガノスラッシュ（1999年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダンシングブレーヴ（当時16歳）と交配したカツノジョオーが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三榮牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方10戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の一般C5。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三栄牧場から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、八木良司によって1,260万円で落札された。

小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

2月24日、デビュー戦は小原義之騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に敗れた。

8月18日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず12着に終わった。

9月1日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は小原義之騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

12月24日、約4か月の休養明けで馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた4戦目は、山田崇史騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月31日、連闘で迎えた5戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田崇史騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のビヨンドザタイムに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2003年）

1月30日、中3週で迎えた6戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田崇史騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスティックブルーから1馬身差の2着に敗北した。

2月13日、中1週で迎えた7戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山田崇史騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のウォーターディーバに2馬身の差をつけて2勝目をマークした。

2月28日、中1週で迎えた8戦目は、フキノトウ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山田崇史騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた9戦目は、一般B16（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山田崇史騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月28日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、一般B17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田崇史騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月15日、中2週で迎えた11戦目は、一般B16（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山田崇史騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカトモコマンドから半馬身差の2着となった。

4月22日、連闘で迎えた12戦目は、一般B16（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山田崇史騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた13戦目は、一般B15（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で山田崇史騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。