チョウヤルデ（1999年生、母サンエイキヨヒメ）

チョウヤルデ（1999年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時10歳）と交配したサンエイキヨヒメが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）上山牧場。戦績は、中央平地12戦1勝、中央障害6戦1勝2着2回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上山牧場から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、丸山隆雄によって735万円で落札された。

太宰義人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

10月6日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

3歳（2002年）

6月1日、約8か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず18着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

6月22日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で太宰啓介騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で太宰啓介騎手（5戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で太宰啓介騎手（6戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のマイネナウシカに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

8月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で太宰啓介騎手（7戦1勝）。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に敗れた。

12月15日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で太宰啓介騎手（8戦1勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

4歳（2003年）

1月5日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で太宰啓介騎手（9戦1勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

8月18日、約7か月半の休養明けで迎えた11戦目は、バルーンカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で太宰啓介騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

9月6日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で太宰啓介騎手（11戦1勝）。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で太宰啓介騎手（12戦1勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

10月18日、中3週で迎えた14戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた15戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。3着に入った。

12月6日、中4週で迎えた16戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2004年）

1月25日、中6週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、勝ったアネストウイッシュから4馬身差の2着に敗北した。

2月7日、中1週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノミサイルに約18馬身の大差をつけて断然の支持に応えた。

2月28日、中2週で迎えた19戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で林満明騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。最後は、勝ったシアトルリーダーから7馬身差の2着に敗北した。