ブライトスカイ（1999年生、母Bright Moon）

ブライトスカイ（1999年5月8日）は、アイルランドで生まれた競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のWolfhound（当時10歳）と交配したBright Moonが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外18戦6勝。2002年のオペラ賞(仏・牝G1)に勝利した他、2003年のイスパーン賞(仏・G1)で2着に入るなど、G1級競走2勝を含む重賞3勝を挙げた。

経歴

2歳（2001年）

7月22日、D.ブフ騎手を鞍上に据えて、3頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、2着のアナマリーに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月31日、8頭立てのレースに臨んだ。5着に敗れた。

10月21日、鞍上はD.ブフ騎手（1戦1勝）。7頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のHaine Amourに5馬身の差をつけて制した。

11月12日、鞍上は2戦連続でD.ブフ騎手（2戦2勝）。8頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のApple Fruitreeに4馬身の差をつけて3勝目を手にした。

3歳（2002年）

4月7日、鞍上は3戦連続でD.ブフ騎手（3戦3勝）。7頭立ての7番ゲートからスタート。最後は、勝ったTurtle Bowから3/4馬身差の2着に敗北した。

4月28日、牝馬限定3歳G3のヴァントー賞（フランス・ロンシャン芝1850m）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続でD.ブフ騎手（4戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアナマリーから短アタマ差の2着に甘んじた。

5月19日、牝馬限定3歳G1のサンタラリ賞（フランス・ロンシャン芝2000m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続でD.ブフ騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったMarottaからクビ差の2着に甘んじた。

6月9日、牝馬限定3歳G1のディアヌ賞（フランス・シャンティイ芝2100m）に出走。鞍上は6戦連続でD.ブフ騎手（6戦3勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、2着のDance Routineに2馬身の差をつけてG1ホースの称号を手にした。

9月15日、牝馬限定3歳G1のヴェルメイユ賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は7戦連続でD.ブフ騎手（7戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月6日、牝馬限定G1のオペラ賞（フランス・ロンシャン芝2000m）に出走。鞍上は8戦連続でD.ブフ騎手（8戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のイリジスティブルジュエルに4馬身の差をつけて2つ目のG1タイトルを掴み取った。

11月24日、T.テュリエ騎手を鞍上に迎えて、G1のジャパンカップ（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に敗れた。

4歳（2003年）

5月18日、G1のイスパーン賞（フランス・ロンシャン芝1850m）に出走。鞍上はD.ブフ騎手（9戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったファルブラヴから1馬身半差の2着に敗北した。

8月3日、牝馬限定G2のアスタルテ賞（フランス・ドーヴィル芝1600m）に出走。鞍上は2戦連続でD.ブフ騎手（10戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のSix Perfectionsをクビ差制して3つ目の重賞タイトルを獲得した。

9月7日、G1のムーラン・ド・ロンシャン賞（フランス・ロンシャン芝1600m）に出走。鞍上は3戦連続でD.ブフ騎手（11戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月5日、牝馬限定G1のオペラ賞（フランス・ロンシャン芝2000m）に出走。鞍上は4戦連続でD.ブフ騎手（12戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月25日、G1のブリーダーズカップ・ターフ（アメリカ合衆国・サンタアニタ芝2414m）に出走。鞍上は5戦連続でD.ブフ騎手（13戦6勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月14日、G1の香港カップ（香港・シャティン芝2000m）に出走。鞍上は6戦連続でD.ブフ騎手（14戦6勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2004年）

3月6日、G3のエクスベリー賞（フランス・サン＝クルー芝2000m）に出走。鞍上は7戦連続でD.ブフ騎手（15戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったPolish Summerから短アタマ差の2着に甘んじた。

3月27日、G1のドバイデューティーフリー（アラブ首長国連邦・ナド・アル・シバ芝1778m）に出走。鞍上は8戦連続でD.ブフ騎手（16戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。