シャランドール（2017年生、母シャラポワ）

Challans d'Or

2017.04.12

シャランドール（2017年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「金のシャラン（フランスの地名）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のノヴェリスト（当時8歳）と交配したシャラポワが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般B2三。

経歴

デビュー前

大竹正博厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

12月8日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は458kg。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

3歳（2020年）

2月16日、中6週で迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/稍重）に出走。15頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

2月29日、中1週で迎えた4戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

4月25日、中7週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

11月15日、約7か月の休み明けで迎えた6戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のルミリンナに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月30日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月8日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るステラディウスを3/4馬身差し切って2勝目を手に入れた。

4歳（2021年）

3月12日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、一般B2二（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が悪くなり5着に敗れた。

3月22日、中0週で迎えた11戦目は、ブラッドストーン賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ブライティアフジにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月6日、中1週で迎えた12戦目は、一般B2二（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

5月3日、中3週で迎えた13戦目は、七夕裕次騎手を鞍上に迎えて、一般B2三（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のミオサヴァイブに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月16日、中1週で迎えた14戦目は、ホワイトクローバー賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で七夕裕次騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

6月14日、中3週で迎えた15戦目は、一般B1四（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で七夕裕次騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

7月11日、中3週で迎えた16戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で七夕裕次騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。競走中止となった。