タケユウコ（1988年生、母キミノローラン）

経歴

デビュー前

橋田満厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

10月6日、デビュー戦は楠孝志騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は472kg。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月8日、中8週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で楠孝志騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

3歳（1991年）

3月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で楠孝志騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

3月31日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で楠孝志騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で楠孝志騎手（4戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したダイイチギンジョーを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月27日、連闘で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で楠孝志騎手（5戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

7月28日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

8月10日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は楠孝志騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楠孝志騎手（7戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったスターチャートに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

9月8日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で楠孝志騎手（8戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったミルフォードレイクを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

9月22日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で楠孝志騎手（9戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のクリムゾンテーストを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。