ハイパワーホープ（2010年生、母ハイパワーグレイス）
High Power Hope
2010.05.21
ハイパワーホープ（2010年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時9歳）と交配したハイパワーグレイスが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は風間 洋。戦績は、地方15戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2015年の一般C3十一。
経歴
デビュー前
佐々木功厩舎（船橋）へ入厩。
3歳（2013年）
4月5日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は481kg。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。
5月10日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、抜け出したブライティアライトを差し切れず、3馬身差の2着に敗北した。
4歳（2014年）
1月10日、約8か月の休み明けで迎えた3戦目は、實川純一騎手を鞍上に迎えて、4歳C3六（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。
2月12日、中4週で迎えた4戦目は、4歳C3五（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で實川純一騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。
10月29日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた5戦目は、一般C3三四（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で實川純一騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。
12月1日、中4週で迎えた6戦目は、一般C3四（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で實川純一騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。
12月8日、連闘で迎えた7戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C3十十一（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のライジングネクストをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。
5歳（2015年）
1月1日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3九十十一（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。
1月15日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3十（船橋ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。
2月9日、中3週で迎えた10戦目は、一般C3十一（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るチュラウミを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。
3月10日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3九十イ（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、抜け出したサカジロマリンにクビ差届かず2着に甘んじた。
3月25日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3六七（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったハセハイダウェイに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
4月14日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、一般C3七八（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。
5月5日、中2週で迎えた14戦目は、キャロッタお誕生日記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。
5月26日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3七八九（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したブラックアースを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。