ネムリヒメ（1987年生、母ブルーゼツト）

経歴

デビュー前

2歳（1989年）

11月25日、デビュー戦は小谷内秀夫騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では自慢の末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のロングバージンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1990年）

3月18日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

6月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい12着に敗れた。

6月30日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定4歳500万下のすいれん賞（中京芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

11月24日、約5か月の休養明けで迎えた5戦目は、小島貞博騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中京芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のバンブージャズに2馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

4歳（1991年）

3月31日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、津曲浩二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の香取特別（中山芝1200m 外回り小雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、速いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。

4月20日、中2週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の金峰山特別（東京芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で津曲浩二騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はバテてしまい11着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上900万下の高尾特別（東京芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で津曲浩二騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

6月2日、中2週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の甲斐駒特別（東京芝1400m 小雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で津曲浩二騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた11戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下の白河特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったマツノエブエにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

7月14日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下のおけさ特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

9月7日、中7週で迎えた13戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の葛飾特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマチエールを3/4馬身振り切って3勝目をマークした。

10月5日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた15戦目は、郷原洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の鷹巣山特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

12月7日、中4週で迎えた16戦目は、塚越一弘騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の清澄特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず13着に終わった。

5歳（1992年）

1月6日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、篠原茂騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1200m 雨/良）に出走。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

2月9日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた18戦目は、宮田仁騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の太宰府特別（小倉芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

2月15日、連闘で迎えた19戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宮田仁騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。

4月18日、中8週で迎えた20戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

10月30日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、スポニチ杯（名古屋ダート1800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月2日、中4週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた22戦目は、きんせんか特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月10日、連闘で迎えた23戦目は、水仙特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（1993年）

2月16日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた24戦目は、紅梅特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた25戦目は、カトレア特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。