バンブージャズ（1986年生、母テスコバンブー）

バンブージャズ（1986年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のジユニアス（当時10歳）と交配したテスコバンブーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンブー牧場。戦績は、中央平地6戦1勝2着2回、地方22戦8勝。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

吉永忍厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

6月11日、デビュー戦は須貝尚介騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は448kg。18頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアグネスフェアリーに4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

7月2日、中2週で迎えた2戦目は、4歳400万下のえのき賞（中京芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

10月28日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、4歳以上400万下（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、伸びてきたミヤノイエロー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

4歳（1990年）

11月24日、約13か月の休養明けで迎えた4戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた5戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1000m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったネムリヒメに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月23日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

5歳（1991年）

3月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般B（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月1日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた8戦目は、矢野久美騎手を鞍上に迎えて、一般B（中津ダート1760m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月22日、中2週で迎えた9戦目は、一般B（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は高山伸一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のボンドカーに半馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

6歳（1992年）

1月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般B（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトツプシユウレイに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

1月19日、中1週で迎えた11戦目は、一般B（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高山伸一騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のショウフウカツラに1馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。

2月11日、中2週で迎えた12戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高山伸一騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた13戦目は、サラブレッドチャンピオン（中津ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高山伸一騎手（5戦3勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた14戦目は、一般B（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で高山伸一騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のショウフウカツラをクビ差制して5勝目を挙げた。

4月11日、中2週で迎えた15戦目は、一般B（中津ダート1620m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で高山伸一騎手（7戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアールダンディに半馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

5月5日、中2週で迎えた16戦目は、一般B（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で高山伸一騎手（8戦5勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のショウフウカツラに半馬身の差をつけて7勝目を手に入れた。

6月1日、中3週で迎えた17戦目は、つばめ特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で高山伸一騎手（9戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月12日、中5週で迎えた18戦目は、一般B（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で高山伸一騎手（10戦6勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月2日、中2週で迎えた19戦目は、一般B（中津ダート1760m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で高山伸一騎手（11戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーハイウェイに2馬身の差をつけて8勝目を手に入れた。

8月16日、中1週で迎えた20戦目は、一般B（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で高山伸一騎手（12戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた21戦目は、一般B（中津ダート1760m 雨/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で高山伸一騎手（13戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のポートレッドをハナ差制して勝利を手中に収めた。

10月5日、中2週で迎えた22戦目は、オータムカップ（中津ダート1760m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で高山伸一騎手（14戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7歳（1993年）

2月6日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、大分県馬主会長賞特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で高山伸一騎手（15戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月31日、約6か月の休養明けで迎えた24戦目は、大分県馬主会長賞特別（中津ダート1760m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で高山伸一騎手（16戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた25戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、ひまわり特別（中津ダート1760m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた26戦目は、高砂哲二騎手を鞍上に迎えて、英彦山賞（中津ダート1760m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月25日、中2週で迎えた27戦目は、長月特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は矢野久美騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた28戦目は、大分県馬主会長賞特別（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は高砂哲二騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。