マージーサイド（2013年生、母タイキポーラ）

Merseyside

2013.02.01

マージーサイド（2013年2月1日）は、日本の競走馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のヴァーミリアン（当時11歳）と交配したタイキポーラが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は坂東牧場。戦績は、地方15戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2017年の一般C3四五。

経歴

デビュー前

佐藤裕太厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2015年）

12月11日、デビュー戦は真島大輔騎手を鞍上に据えて、2歳戦のカトレアデビュー（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。馬体重は501kg。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3歳（2016年）

1月22日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシェアザフラワーをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

2月18日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったクレアチュールをハナ差捉え切れず2着に甘んじた。

3月11日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の春蘭賞（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

3月29日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

4月15日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の木蓮賞（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

9月6日、約5か月の休養明けで迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

9月28日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、抜け出したシゲルカンパチに3/4馬身届かず2着に敗北した。

11月9日、中5週で迎えた9戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のさざんか賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

12月7日、中3週で迎えた10戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のポインセチア賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

4歳（2017年）

1月11日、中4週で迎えた11戦目は、YOUTUBE検索特案係カップ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では出色の末脚を発揮し、3着に入った。

2月9日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3四五（船橋ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

3月16日、中4週で迎えた13戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシュガーラッシュを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月4日、中6週で迎えた14戦目は、一般C2八九（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月22日、中6週で迎えた15戦目は、一般C2七八（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。