チキリアッパー（2002年生、母ユウキビバーチェ）

チキリアッパー（2002年5月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋上へ」。毛色は鹿毛。種牡馬のピルサドスキー（当時10歳）と交配したユウキビバーチェが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方22戦3勝。主な勝ち鞍は2006年の3・4歳。

経歴

デビュー前

11歳のとき、原ファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、原田正司によって11.55万円で落札された。

梅田康雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

7月24日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。18頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では速い脚を使えず18着に終わった。

8月28日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

10月4日、中4週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた3戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D2一（園田ダート1400m 雨/良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

10月26日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた4戦目は、3歳以上D2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた5戦目は、3歳以上D4一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上D3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

12月24日、中4週で迎えた7戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、2・3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のシンボリエクスポズに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2006年）

1月3日、中0週で迎えた8戦目は、3・4歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサンコトブキに6馬身の差をつけて勝利をモノにする

1月29日、中3週で迎えた9戦目は、3・4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカンタベリーハヤテに1馬身半の差をつけて3勝目をゲットした。

2月12日、中1週で迎えた10戦目は、椿賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（3戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月5日、中2週で迎えた11戦目は、3・4歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で池田敏樹騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた12戦目は、3・4歳（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で池田敏樹騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月16日、中3週で迎えた13戦目は、さくら草特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で池田敏樹騎手（6戦3勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた14戦目は、ぼたん特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で池田敏樹騎手（7戦3勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた15戦目は、ローズカップ（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で池田敏樹騎手（8戦3勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた16戦目は、しゃくなげ特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で池田敏樹騎手（9戦3勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた17戦目は、地方競馬めぐり七人の侍特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で池田敏樹騎手（10戦3勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた18戦目は、さるすべり特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で池田敏樹騎手（11戦3勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた19戦目は、第三回大感謝!栄光!神田記念（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で池田敏樹騎手（12戦3勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月31日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた20戦目は、小野望騎手を鞍上に迎えて、一般D1-3（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた21戦目は、ルパス特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野望騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた22戦目は、一般D1-4（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小野望騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月5日、連闘で迎えた23戦目は、一般D2-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野望騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた24戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、喜茂別町アスパラの里賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。