ノーザンスター（2001年生、母ノーザンハマナス）

ノーザンスター（2001年5月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「北の星。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のカーネギー（当時10歳）と交配したノーザンハマナスが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土田農場。戦績は、中央平地36戦3勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額1,200万円（12万×100口）で一口馬主が募集された。

石栗龍彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

4月18日、デビュー戦は高野和馬騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は442kg。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のダイワフレーズをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

5月8日、中2週で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

6月27日、中3週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のイケソシアルに1馬身半の差をつけて優勝

7月25日、中3週で迎えた5戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の長万部特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上1000万下の八雲特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

4歳（2005年）

4月16日、約8か月半の休養明けで迎えた7戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1000万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

5月15日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上1000万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びを欠き12着に終わった。

5歳（2006年）

4月9日、約11か月の休養明けで迎えた9戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず13着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた10戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の石打特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

7月23日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の寺泊特別（新潟芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の古町特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。17頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

11月11日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1600m 雨/良）に出走。18頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら12番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた11頭をごぼう抜きし、最後は2着のデザートモーニングに1馬身1/4の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

12月17日、中4週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

6歳（2007年）

1月21日、中4週で迎えた15戦目は、佐藤聖也騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の若潮賞（中山芝1600m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

3月31日、中9週で迎えた16戦目は、4歳以上1000万下の隅田川特別（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた17戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上1000万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上1000万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は大庭和弥騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で大外18番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

7月1日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上1000万下の白河特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月12日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の月岡温泉特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

9月9日、中3週で迎えた22戦目は、3歳以上1000万下の初風特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は大庭和弥騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上1000万下の勝浦特別（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（4戦0勝）。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

10月21日、中3週で迎えた24戦目は、3歳以上1000万下の錦秋特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大庭和弥騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月24日、中4週で迎えた25戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下のセレブレイション賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大庭和弥騎手（6戦0勝）。18頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた26戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大庭和弥騎手（7戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では稲妻の如き末脚を繰り出したが、4着に終わった。

7歳（2008年）

1月5日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上1000万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大庭和弥騎手（8戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

4月20日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた28戦目は、4歳以上1000万下の袖ケ浦特別（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大庭和弥騎手（9戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

5月17日、中3週で迎えた29戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート1300m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は柴山雄一騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上1000万下の由比ヶ浜特別（東京芝1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は大庭和弥騎手（10戦0勝）。17頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上1000万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

7月5日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上1000万下の白河特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入った。

8月9日、中4週で迎えた33戦目は、3歳以上1000万下の長岡特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（5戦0勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。

8月30日、中2週で迎えた34戦目は、3歳以上1000万下の朝日岳特別（新潟芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は大庭和弥騎手（11戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に敗れた。

10月12日、中5週で迎えた35戦目は、3歳以上1000万下の相模湖特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（12戦0勝）。17頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた36戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下の鷹巣山特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大庭和弥騎手（13戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手に欠いて15着に終わった。