4歳以上1000万下

レース展開

ユーロペが一団を牽引、その少し後ろにクリノビスケットが続く

ユーロペが主導権を握る形となり、リードを2馬身以上確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にクリノビスケットが続く。続いて、ノーザンスターとサンドクリークが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、カフェベネチアンとナイトアットオペラは中団やや前。ダブルキングとヒカルベガは中団馬群の真ん中付近を併走。アサクサゼットキとレッドスターライトは中団後方の位置。後方3番手で折り合い重視で運ぶのはフクノファイン。後方2番手の位置でじっとして力を溜めるのはダンシングオン。どん尻にウエスタンクィーンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

カフェベネチアンがベテラン馬の矜持を顕示する様な躍動感のある走りで休み明けの一戦を制す

先頭はユーロペでリードは2馬身以上。2番手にクリノビスケットとサンドクリークが続く。そのあと、ノーザンスターとヒカルベガが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、4番手から抜け出したのは1番人気のヒカルベガ。そのまま押し切る態勢だったが、中団前目にいたカフェベネチアンが目を見張るような末脚を爆発させてヒカルベガを捉えると、最後はハナ差だけ先んじてトップでゴールへと飛び込んだ。2着のヒカルベガから1馬身1/4差の3着には、中団前目の位置からパワフルな末脚を発揮した2番人気のアサクサゼットキが入った。そこから3馬身遅れた4着には、最後方で直線を迎えたウエスタンクィーンが入線した。