ジョリスヴェニール（2016年生、母ストロングメモリー）

ジョリスヴェニール（2016年1月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時17歳）と交配したストロングメモリーが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2019年のTCKバーベキューガーデン賞。

経歴

デビュー前

藤田輝信厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2018年）

9月21日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は477kg。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るイーサンセジールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月2日、中5週で迎えた2戦目は、2歳戦のはくたか特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のハナズボンダイに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3歳（2019年）

1月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳戦のゆきやなぎ特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

4月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳戦のTCKバーベキューガーデン賞（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハナズボンダイを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

5月8日、中3週で迎えた5戦目は、3歳S3の東京湾カップ（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（4戦3勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月14日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳地方重賞の黒潮盃（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（5戦3勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

4歳（2020年）

1月22日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、ジャニュアリー賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で御神本訓史騎手（6戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったリコーアルバトロスにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月28日、中4週で迎えた8戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般B2五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

7月29日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた9戦目は、相生坂賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったチェキラに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

9月10日、中5週で迎えた10戦目は、一般B2六（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したリコーデリンジャーにアタマ差届かず2着に甘んじた。

11月6日、中7週で迎えた11戦目は、印西市コスモス賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた12戦目は、スポーツニッポン賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。