ビンテージフィルム（2002年生、母オークヴィンテージ）

ビンテージフィルム（2002年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「傑作映画作品」。毛色は青鹿毛。種牡馬のHonour and Glory（当時9歳）と交配したオークヴィンテージが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方8戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2006年の4歳以上D2三。

経歴

デビュー前

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

9月4日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。馬体重は520kg。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

9月24日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

11月17日、中7週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月1日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、3歳以上D3一（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したファズールを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。

12月21日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上D3一（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミスタービデオに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

4歳（2006年）

1月1日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したインターフラッシュを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

1月17日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上D2三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のコトパクシをハナ差振り切って初白星を挙げた。

2月2日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C6二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上C6四（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオンリーワンアースを捕まえ切れず、約13馬身差の2着に敗北した。

3月14日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C4二（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で田中学騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ディーエスドラゴンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。