ピンクピーチ（2001年生、母サクセツピーチ）

ピンクピーチ（2001年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカリスタグローリ（当時13歳）と交配したサクセツピーチが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松本牧場（三石）。戦績は、中央平地2戦0勝、地方11戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年のフューチャー。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松本牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、ダーハムによって325.5万円で落札された。

佐藤晴記厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2003年）

6月8日、デビュー戦は菅原勲騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は447kg。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のジェベルトゥルーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、2歳（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンヒルハヤテから6馬身差の2着に敗北した。

9月13日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦のもみじ賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、2歳A2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた5戦目は、菅原雅文騎手を鞍上に迎えて、2歳A1（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月31日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、2歳A1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

3歳（2004年）

1月12日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた7戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の雪うさぎ賞（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

6月5日、中8週で迎えた9戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1300m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

4歳（2005年）

6月19日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた10戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた11戦目は、賞金ハンデレース（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた12戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、賞金ハンデレース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた13戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず12着に終わった。