オンワードオーク（1985年生、母オンワードニレ）

オンワードオーク（1985年5月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のカネミノブ（当時11歳）と交配したオンワードニレが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）オンワード牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回、地方33戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は1990年のアカシヤステークス(900万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

赤沼武雄厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（1987年）

12月2日、デビュー戦は見沢譲治騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（1988年）

1月4日、中4週で迎えた2戦目は、4歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のアイドルスターに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月19日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーセーラをアタマ差制して2勝目をつかんだ。

2月8日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（3戦2勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月7日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月1日、中3週で迎えた6戦目は、4歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で見沢譲治騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で見沢譲治騎手（6戦2勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた8戦目は、細川勉騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月26日、中2週で迎えた9戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月28日、中4週で迎えた10戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は細川勉騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた11戦目は、4歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川勉騎手（2戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサヤマザクラに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月18日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の三峰山特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた13戦目は、鍛炭幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のりんどう特別（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月9日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦のパールライス杯（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサヤマザクラに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

11月11日、中4週で迎えた15戦目は、フリージア特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（10戦3勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1989年）

1月2日、中6週で迎えた16戦目は、松竹梅特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（11戦3勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月3日、中4週で迎えた17戦目は、一般C3二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は細川勉騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた18戦目は、木の芽特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川勉騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた19戦目は、春蘭特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（12戦3勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた20戦目は、薫風特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（13戦3勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月5日、中3週で迎えた21戦目は、国際花と緑の博覧会協賛特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（14戦3勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた22戦目は、エトワール特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は細川勉騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンアローから2馬身差の2着となった。

6月26日、中2週で迎えた23戦目は、アカシア特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（15戦3勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイカツダービーに1馬身半の差をつけて5勝目を掴み取った。

8月16日、中6週で迎えた24戦目は、葉月特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は細川勉騎手（6戦1勝）。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月11日、中3週で迎えた25戦目は、サフアイヤ特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（16戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた26戦目は、神無月特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（17戦4勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったブライトベールから1馬身差の2着となった。

10月23日、中2週で迎えた27戦目は、紅葉特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（18戦4勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた28戦目は、トパーズ特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（19戦4勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた29戦目は、霜月特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手（20戦4勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

12月19日、中3週で迎えた30戦目は、シクラメン特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で見沢譲治騎手（21戦4勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1990年）

1月10日、中2週で迎えた31戦目は、ガーネット特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で見沢譲治騎手（22戦4勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。

2月15日、中4週で迎えた32戦目は、アメジスト特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で見沢譲治騎手（23戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノイレブンに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月7日、中2週で迎えた33戦目は、弥生特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で見沢譲治騎手（24戦5勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月22日、中6週で迎えた34戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都芝1600m 外回り小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた35戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都芝2000m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、リードを2馬身以上保って、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

6月9日、中4週で迎えた36戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下のTVh賞（札幌芝2000m 小雨/良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

6月16日、連闘で迎えた37戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のHTB賞（札幌芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮戦したが、サクラスズカオーに半馬身交わされて2着となった。

7月1日、中1週で迎えた38戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の羊蹄山特別（札幌ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小池隆生騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

7月8日、連闘で迎えた39戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のアカシヤステークス（札幌芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小池隆生騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のミスシリネラを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

7月22日、中1週で迎えた40戦目は、道新杯（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小池隆生騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた41戦目は、マリーンステークス（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小池隆生騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

8月19日、連闘で馬体重を前走から14kg増やして迎えた42戦目は、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 晴/良）に48kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で小池隆生騎手（6戦1勝）。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

9月2日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた43戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの青函ステークス（函館芝1200m 晴/良）に48kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。