クレーンロケット（2020年生、母トーセンプリンセス）

Crane Rocket

2020.04.18

クレーンロケット（2020年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「鶴+父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のミッキーロケット（当時7歳）と交配したトーセンプリンセスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は本桐牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方10戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2023年の一般C2十。

経歴

デビュー前

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

12月25日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

3歳（2023年）

1月21日、中3週で迎えた2戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた3戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川奈穂騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

6月17日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

7月23日、中4週で迎えた6戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

8月27日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

10月1日、中4週で迎えた8戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマニンアルマーレに7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月17日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、ロードパレスに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

10月24日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシアワセノアシオトに約10馬身の大差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

11月6日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1四（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、プレザントロンドンに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

11月20日、中1週で迎えた12戦目は、ビッグレッドファーム特別（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（4戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったプリマステラを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

12月4日、中1週で迎えた13戦目は、コランダム賞（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で高松亮騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

デビュー前

佐藤雅彦厩舎（岩手）へ入厩。

12月30日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のドドーニサンサンを半馬身振り切って優勝

4歳（2024年）

3月10日、中9週で迎えた15戦目は、サンダーソニア賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は高松亮騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（8戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

4月21日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、一般B2二（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（9戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。