コランダム賞

レース展開

アガットが後続を先導、2番手を進むモンセラット

先陣を切ったのはアガット。後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にモンセラットが続く。続いて、クレーンロケットが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはレディヴィクトリア。その1馬身後ろ、コスモピエドラは中団前寄り。サンエントジアスタは中団馬群のちょうど真ん中を追走。ヨシノミッチーは中団後方の位置。そのすぐ後ろ、フロリアヌスが8番手。ミスフライデーは後方4番手で前の動きを静観。後方3番手で折り合い重視で運ぶのはルドヴィカ。後方2番手の位置で悠悠と構えるのはアルカサル。どん尻にホーリーバジルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

コランダム賞、アルカサルが伏兵評価を歯牙にも掛けない奮闘を見せて勝利を手に入れる

先頭はモンセラットとクレーンロケットでリードは1馬身。サンエントジアスタが3番手。1馬身離れて、レディヴィクトリアが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、6番手から抜け出したのは12番人気のフロリアヌス。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいた10番人気のアルカサルが鮮烈な末脚を爆発させてフロリアヌスを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールを駆け抜けた。2着のフロリアヌスからアタマ差の3着には、中団前目の位置から長くいい脚を使ってゴールまで頑張った2番人気のヨシノミッチーが入った。そこからクビ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたレディヴィクトリアが入線した。逃げた1番人気のクレーンロケットは粘りを欠いて5着に敗れた。