ヨシノミッチー（2020年生、母ロバーブ）

Yoshino Mitchi

2020.03.24

ヨシノミッチー（2020年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「吉野+冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のジョーカプチーノ（当時14歳）と交配したロバーブが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は木田牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳C2四。

経歴

デビュー前

大和田成厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

4月22日、デビュー戦は杉原誠人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた2戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

7月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、石田拓郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

9月12日、中5週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた4戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

9月25日、中1週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた5戦目は、3歳C2四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のコンスタンシアに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

10月10日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のヤマニンアルマーレをアタマ差振り切って単勝一倍台の期待に応えた。

11月19日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、一般C1八（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のファインローズを半馬身振り切って断然の支持に応えた。

12月4日、中1週で迎えた9戦目は、コランダム賞（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1一（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（6戦3勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

4歳（2024年）

3月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、ピンクペッパー賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた12戦目は、カモミール賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。