クレイヴィンオナー（2021年生、母スターリーウインド）

クレイヴィンオナー（2021年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「名誉への渇望」。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時18歳）と交配したスターリーウインドが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は矢野牧場。主な勝ち鞍は2024年のメイクデビュー中山(新馬)。

経歴

デビュー前

嘉藤貴行厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

1月14日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、3歳戦のメイクデビュー中山（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は538kg。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るミツカネジェミニを次元の違う末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

4月7日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦1勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入った。

6月2日、中7週で迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で横山和生騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

9月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山和生騎手（3戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、5着に終わった。

12月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して7番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に敗れた。

4歳（2025年）

2月2日、中7週で迎えた7戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横山和生騎手（5戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。