モリノビジョ（1997年生、母ネムリヒメ）

モリノビジョ（1997年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のポリッシュパトリオット（当時9歳）と交配したネムリヒメが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者はホウセイ牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方29戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

9月21日、デビュー戦は国信満騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は444kg。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月29日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国信満騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた3戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で星野純一騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。5着を確保した。

11月9日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で星野純一騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月25日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で星野純一騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で星野純一騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。4着を確保した。

12月15日、連闘で迎えた8戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で星野純一騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のユウジンリッキーに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3歳（2000年）

4月3日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

5月7日、中4週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で仙道光男騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定4歳500万下のこでまり賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で仙道光男騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が振るわず17着に終わった。

7月12日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、一般C2ト（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で仙道光男騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のヤマノタイミングに1馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

7月27日、中1週で迎えた13戦目は、恵那峡特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で仙道光男騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が鈍り5着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた14戦目は、郡上特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で仙道光男騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で仙道光男騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

11月8日、中9週で迎えた16戦目は、一般C2ホ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で仙道光男騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

12月20日、中5週で迎えた17戦目は、一般C2 C3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で仙道光男騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマグニーボーイに2馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

4歳（2001年）

1月2日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3イ（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で仙道光男騎手（9戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

1月12日、中0週で迎えた19戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

1月30日、中2週で迎えた20戦目は、米山哲郎騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた21戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月21日、中3週で迎えた22戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は米山哲郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた23戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米山哲郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月18日、連闘で迎えた24戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で米山哲郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた25戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた26戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のヒデノセイウンに5馬身の差をつけて優勝

6月12日、中1週で迎えた27戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた28戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったフライトチャンプから4馬身差の2着となった。

7月4日、連闘で迎えた29戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた30戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた31戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。