ナンヨーユウヤク（2017年生、母プリモレガーロ）

Nanyo Yuyaku

2017.02.07

ナンヨーユウヤク（2017年2月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋勇躍」。毛色は鹿毛。種牡馬のトーセンホマレボシ（当時8歳）と交配したプリモレガーロが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、中村德也によって1,728万円で落札された。

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

11月3日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったスカイグルーヴに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

11月24日、中2週で迎えた2戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は野中悠太郎騎手（1戦0勝）。17頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

3歳（2020年）

3月15日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/重）に出走。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

4月5日、中2週で迎えた5戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り 曇/良）に出走。18頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた6戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

7月11日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は木幡初也騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。