バンブーパンジャ（1991年生、母スカーレツトギヤル）

バンブーパンジャ（1991年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のメンデス（当時10歳）と交配したスカーレツトギヤルが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンブー牧場。戦績は、中央平地27戦1勝2着6回、地方16戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

中尾正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

4月23日、デビュー戦は宝来城多郎騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったトウカイリュウオーにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

5月29日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宝来城多郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宝来城多郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったキョウワナスルにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

6月26日、中1週で迎えた6戦目は、田島裕和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1000m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したアイアイサーにハナ差届かず2着に甘んじた。

7月16日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

7月23日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では弾けるように疾駆したが、抜け出したアグネスバトラーにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月31日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宝来城多郎騎手（8戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宝来城多郎騎手（9戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宝来城多郎騎手（10戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

10月8日、連闘で迎えた14戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったアトランテックモアに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月30日、連闘で迎えた16戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（11戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた17戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（12戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったノーチェイサーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月13日、連闘で迎えた18戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（13戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のメジロデュシェスをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

11月26日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下の清洲特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宝来城多郎騎手（14戦1勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宝来城多郎騎手（15戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

12月17日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宝来城多郎騎手（16戦1勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

12月25日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で宝来城多郎騎手（17戦1勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はタレてしまい14着に敗れた。

4歳（1995年）

7月16日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた23戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

8月5日、連闘で迎えた25戦目は、4歳以上500万下の洞海特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

8月13日、連闘で迎えた26戦目は、4歳以上500万下の有田特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島信行騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

8月19日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（18戦1勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

9月5日、中1週で迎えた28戦目は、フェイスフルレイン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（19戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月21日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から29kg増やして迎えた29戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月29日、連闘で迎えた30戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったロングアミーゴから1馬身差の2着に敗北した。

12月12日、中1週で迎えた31戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（2戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月20日、連闘で迎えた32戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺壮騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1996年）

1月3日、中1週で迎えた33戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、ほくてつニューイヤーカップ（金沢ダート1900m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月16日、約3か月半の休み明けで迎えた34戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、フェニックス特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月21日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた35戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた36戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた37戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた38戦目は、山本育男騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた39戦目は、JTB賞（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本育男騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた40戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本育男騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月22日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた41戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山本育男騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた42戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月18日、中5週で迎えた43戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。