ジャスコ（2019年生、母イイナヅケ）

Jasuko

2019.03.10

ジャスコ（2019年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ジャスタウェイの子なので」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時10歳）と交配したイイナヅケが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。

経歴

デビュー前

尾形和幸厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

12月11日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた2戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に敗れた。

3歳（2022年）

4月10日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

4月30日、中2週で迎えた4戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

5月28日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月12日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（3戦0勝）。18頭立ての7番人気で大外18番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びを欠き15着に敗れた。

8月14日、中8週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（4戦0勝）。18頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、抜け出したハイエスティームを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

9月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田辺裕信騎手（5戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた9戦目は、土田真翔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山芝1800m 雨/稍重）に49kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

11月12日、中7週で迎えた10戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの二本松特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

2023年4月7日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。