メガジュール（1996年生、母Swan Princess）

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額2,800万円（70万×40口）で一口馬主が募集された。

小島太厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

12月6日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は492kg。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

12月13日、連闘で迎えた2戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したゲイリーアジュールを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

3歳（1999年）

1月9日、中3週で迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

1月30日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったショウナンタイムに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月14日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のスギノシティボーイに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3月13日、中3週で迎えた6戦目は、3歳オープンの菜の花ステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

6月12日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の桐花賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

7月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた9戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

8月8日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の小樽特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

9月1日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、レダ特別（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（2000年）

2月6日、約5か月半の休み明けで迎えた12戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のスロトングスピリットで渋太く粘り続けて、最後は2着のタイキシリウスに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月23日、中7週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦1勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

7月23日、約3か月の休み明けで迎えた15戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下のドイツ騎手招待（1）（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘魂で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のナスノテイラーをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

8月26日、中4週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下の新潟日報賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上900万下の初風特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（3戦1勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた18戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の浦安特別（中山ダート1200m 曇/重）に出走。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

10月14日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のいわき特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（4戦1勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

5歳（2001年）

3月3日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg戻して迎えた20戦目は、4歳以上900万下（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（5戦1勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、抜け出したロッキーバッハにハナ差届かず2着となった。

3月24日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の隅田川特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（6戦1勝）。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（7戦1勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

5月6日、中3週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の福島中央テレビ杯（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（8戦1勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上900万下の秋川特別（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚栄三郎騎手（9戦1勝）。18頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授の闘争本能でゴールまで頑張り、6着を確保した。

6月16日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、4歳以上900万下の尾瀬特別（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大塚栄三郎騎手（10戦1勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた26戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の白河特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上1000万下の疾風特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は大塚栄三郎騎手（11戦1勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月11日、約4か月の休み明けで迎えた28戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の河北新報杯（福島芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（12戦1勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

12月23日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、3歳以上1000万下のハッピーエンドカップ（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（13戦1勝）。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

6歳（2002年）

2月23日、中8週で迎えた30戦目は、4歳以上1000万下の房総特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（14戦1勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。