インターアーチ（1993年生、母ダイナチャイルド）

Inter Arch

1993.03.18

インターアーチ（1993年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時14歳）と交配したダイナチャイルドが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地6戦2勝2着1回。1995年の野路菊ステークス(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

8月12日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアジュディケーターに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月27日、中1週で迎えた2戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るレインボーチェイスを強烈な末脚でクビ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

9月16日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンの野路菊ステークス（京都芝1600m 外回り 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦1勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るギガトンを豪快な末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

3歳（1996年）

3月3日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、3歳G2の弥生賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（2戦2勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

4月14日、中5週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳G1の皐月賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。18頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、6着を確保した。

5月4日、中2週で迎えた6戦目は、3歳G3の青葉賞（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。