レイオーロ（2012年生、母レイニータ）

レイオーロ（2012年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「黄金色の王（ポルトガル語）」。毛色は栗毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時11歳）と交配したレイニータが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）協和牧場。主な勝ち鞍は2016年の一文字菊特別(一般C12ロ)。

経歴

デビュー前

ローレルクラブにて総額2,400万円（6万×400口）で一口馬主が募集された。

吉村圭司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

3月8日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 小雨/重）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい14着に敗れた。

9月13日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

10月30日、中6週で迎えた3戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた4戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた5戦目は、悠輝・美恵生誕&弘美還暦記念（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったキングヴァラールに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月15日、中2週で迎えた6戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったマイアイガウチョをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

4歳（2016年）

1月7日、中2週で迎えた7戦目は、一般C30（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井友彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り5着に敗れた。

9月29日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C14（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシゲルアワオドリに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月13日、中1週で迎えた9戦目は、下呂特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のエイシンハルカスに1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

10月27日、中1週で迎えた10戦目は、一文字菊特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のケイツーミネルバに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月11日、中1週で迎えた11戦目は、養老賞（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったヴィレッジダンサーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月22日、中1週で迎えた12戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原幹生騎手（4戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアラビアンローズに8馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月9日、中1週で迎えた13戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、新穂高特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた14戦目は、世界に5人だけの超星☆前に!杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

5歳（2017年）

1月9日、中0週で迎えた15戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプルミエエトワールに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

1月26日、中1週で迎えた16戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、端月特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（5戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、チェダーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

2月24日、中1週で迎えた18戦目は、紅梅賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（6戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエンプレスアイルに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

3月8日、中1週で迎えた19戦目は、高橋昭平騎手を鞍上に迎えて、早春特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた20戦目は、一般B10 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（7戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮戦したが、ジョージフォンテンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4月7日、中1週で迎えた21戦目は、春和賞（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた22戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、マックル賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた23戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

6月2日、中2週で迎えた24戦目は、木曽三川公園賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた25戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般B9b C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、サブマリンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月29日、中1週で迎えた26戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（8戦5勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。