エスシーアルテミス（2012年生、母ルナクィーン）

エスシーアルテミス（2012年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ギリシャ神話の月の女神」。毛色は青毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時16歳）と交配したルナクィーンが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高松牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方38戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2016年のファイナルレース(一般C3 13)。

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

12月27日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚がパッとせず13着に敗れた。

3歳（2015年）

1月17日、中2週で迎えた2戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた3戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

3月15日、中5週で迎えた4戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 雨/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

3月21日、連闘で迎えた5戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（高知ダート1300m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、4着に終わった。

4月25日、中4週で迎えた6戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月4日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

5月23日、中2週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた8戦目は、3歳戦の菊地絵理香初優勝特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着を確保した。

6月20日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で嬉勝則騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、ウインアヴァンティに半馬身交わされて2着となった。

6月27日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で嬉勝則騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で嬉勝則騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

7月20日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（高知ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で嬉勝則騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったヤマニンミネルバにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

8月1日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で嬉勝則騎手（8戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

8月30日、中3週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた15戦目は、3歳戦のファーストキッス特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で嬉勝則騎手（9戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に敗れた。

9月22日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で嬉勝則騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた17戦目は、広島県もみじ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で嬉勝則騎手（11戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3 14（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で嬉勝則騎手（12戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた19戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は14戦連続で嬉勝則騎手（13戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

11月14日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3ハ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で嬉勝則騎手（14戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

11月22日、連闘で迎えた21戦目は、豊楽寺薬師堂特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で嬉勝則騎手（15戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3ハ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で嬉勝則騎手（16戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

12月5日、連闘で迎えた23戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は18戦連続で嬉勝則騎手（17戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた24戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で嬉勝則騎手（18戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4歳（2016年）

1月1日、中1週で迎えた25戦目は、別府真衣特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は20戦連続で嬉勝則騎手（19戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

1月9日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で嬉勝則騎手（20戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は22戦連続で嬉勝則騎手（21戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

1月31日、連闘で迎えた28戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は23戦連続で嬉勝則騎手（22戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

2月7日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は24戦連続で嬉勝則騎手（23戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

2月14日、連闘で迎えた30戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は25戦連続で嬉勝則騎手（24戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

2月21日、連闘で迎えた31戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は26戦連続で嬉勝則騎手（25戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

3月1日、連闘で迎えた32戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は27戦連続で嬉勝則騎手（26戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3 12（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は28戦連続で嬉勝則騎手（27戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた34戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は29戦連続で嬉勝則騎手（28戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のリードサードに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月9日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は30戦連続で嬉勝則騎手（29戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

4月16日、連闘で迎えた36戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は31戦連続で嬉勝則騎手（30戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったロードエアフォースに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

4月26日、中0週で迎えた37戦目は、一般C3 12（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は32戦連続で嬉勝則騎手（31戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた38戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は33戦連続で嬉勝則騎手（32戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた39戦目は、水谷倫子50周年特別（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は34戦連続で嬉勝則騎手（33戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた40戦目は、がんばれ就活応援特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は35戦連続で嬉勝則騎手（34戦1勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた41戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は36戦連続で嬉勝則騎手（35戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。