ツルマルフレンチ（2002年生、母フレンチマンズコーヴ）

ツルマルフレンチ（2002年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時10歳）と交配したフレンチマンズコーヴが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）駿河牧場。戦績は、中央平地6戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

石坂正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

10月16日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったライトニングボールにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

11月7日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るフミノマイヒメを驚異的な末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

12月5日、中3週で迎えた3戦目は、2歳500万下のキタノカチドキメモリアル（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したホウヨウソウルを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3歳（2005年）

9月19日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

10月15日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に敗れた。

11月12日、中3週で迎えた6戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝1400m 外回り晴/稍重）に出走。18頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に敗れた。