サイタ（2006年生、母プレイザフィールド）

Saita

2006.04.02

サイタ（2006年4月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「咲いた」。毛色は鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時6歳）と交配したプレイザフィールドが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）ヒダカファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方15戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年のキタルファ特別(一般C1-2)。

経歴

デビュー前

小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

11月23日、デビュー戦は小原義之騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。

3歳（2009年）

4月15日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から27kg減らして迎えた2戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップ チェリー賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったスマーティーダンスに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5月13日、中3週で迎えた3戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若鮎賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた4戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフェルカド特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

7月5日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

8月1日、中3週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は小原義之騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい16着に終わった。

8月15日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

9月6日、連闘で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小原義之騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では閃光のような末脚を披露し、3着に入り込んだ。

4歳（2010年）

5月5日、約8か月の休養明けで迎えた10戦目は、サッポロ麦とホップ特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るフジノイチバンボシをアタマ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

5月27日、中2週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた11戦目は、キタルファ特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のアイプロミスに2馬身の差をつけて優勝

6月17日、中2週で迎えた12戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、JA門別馬舞米特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた13戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、ケンタウルス特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた14戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、日高町水道協会特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

8月10日、中3週で迎えた15戦目は、日高町家畜自衛防疫組合特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた16戦目は、日高建設協会特別（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた17戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、平取義経特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた18戦目は、鵡川カネダイ大野シシャモ特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

9月30日、連闘で迎えた19戦目は、日高こんぶ特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着に入った。

5歳（2011年）

7月5日、約9か月半の休み明けで迎えた20戦目は、道の駅「樹海ロード日高」特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

7月19日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、サムライハート賞（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。