ナイスワッスル（1993年生、母ブルーカレス）

Nice Wassl

1993.04.11

ナイスワッスル（1993年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワツスル（当時13歳）と交配したブルーカレスが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は様似渡辺牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

橋口弘次郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

1月28日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は398kg。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

7月28日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったロングトロフィーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

8月11日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高橋亮騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

9月30日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のエアバーニングを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月23日、中7週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい15着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた7戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。