ウォーターブランカ（1995年生、母ウオーターメロディ）

ウォーターブランカ（1995年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時7歳）と交配したウオーターメロディが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）本巣牧場。戦績は、中央平地18戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

6月8日、デビュー戦は菊地昇吾騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は408kg。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

6月29日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（函館ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

3歳（1998年）

2月21日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田英敬騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

3月14日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で久保田英敬騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、シャドウハンターに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

3月29日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で久保田英敬騎手（4戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪脚を爆発させて、最後は2着のランドスバルに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月12日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で久保田英敬騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

5月9日、中3週で迎えた8戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のあやめ賞（京都芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

6月14日、中4週で迎えた9戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 小雨/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

7月18日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田優騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のアブクマライアンを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

8月2日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の噴火湾特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は菊地昇吾騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のHBC杯（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

9月19日、中3週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の芦屋川特別（阪神芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は久保田英敬騎手（6戦1勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

10月18日、中3週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の愛宕特別（京都ダート1800m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（7戦1勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は本田優騎手（4戦1勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下の比良山特別（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。