シンコウタイセツ（1996年生、母サンワシヨウリ）

シンコウタイセツ（1996年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時15歳）と交配したサンワシヨウリが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は北海牧場。戦績は、地方43戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2001年のサンセット賞(一般B2二)。

経歴

デビュー前

太田進厩舎（小林）へ入厩。

2歳（1998年）

11月12日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は493kg。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたアービルジョージ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

12月2日、中2週で迎えた2戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトキノシェイヴァンを上がり2位タイの末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1999年）

1月22日、中6週で迎えた3戦目は、3歳戦の寒椿特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の白梅特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のヒヤシンス特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のすみれ特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のチューリップ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（5戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったタイコウレジェンドに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

5月9日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のキンポウゲ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

8月24日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳戦のマリーゴールド特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

9月12日、中2週で迎えた10戦目は、セプテンバー特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（8戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月11日、中3週で迎えた11戦目は、一般B3四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は白田日出夫騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったウイナーズパークに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

10月27日、中1週で迎えた12戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（9戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた13戦目は、錦秋賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（10戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたヒガシノサンサン決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

12月7日、中3週で迎えた14戦目は、初霜特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（11戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のイガノビワをハナ差振り切って2勝目を掴み取った。

12月28日、中2週で迎えた15戦目は、ブルージルコン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は白田日出夫騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

4歳（2000年）

1月31日、中4週で迎えた16戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白田日出夫騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月11日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた17戦目は、宮崎乾司騎手を鞍上に迎えて、おひつじ座特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

5月21日、中0週で迎えた18戦目は、オメガ賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は白田日出夫騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた19戦目は、スピカ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（12戦1勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。

6月23日、中2週で迎えた20戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は宮崎乾司騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた21戦目は、ドラマチックナイト賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（13戦1勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

7月23日、連闘で迎えた22戦目は、パームツリー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（14戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたアーサス決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

8月14日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦のファンタスティックナイト賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（15戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた24戦目は、ロマンチックナイト賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（16戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた25戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、アンドロメダ賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

12月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた26戦目は、ターコイズ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎乾司騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた27戦目は、アデュー2000賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は白田日出夫騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

5歳（2001年）

1月14日、中1週で迎えた28戦目は、池月・磨墨賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮崎乾司騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったリマンドマッハに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

1月31日、中1週で迎えた29戦目は、ジャニュアリー賞（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎乾司騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

5月11日、約3か月半の休み明けで迎えた30戦目は、シリウス賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎乾司騎手（5戦0勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた31戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、スピカ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた32戦目は、ダイアモンドターン賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、5着を確保した。

7月13日、中2週で迎えた33戦目は、サンセット賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のベルモントルビーをアタマ差振り切って久方ぶりに美酒を浴びた。

8月6日、中2週で迎えた34戦目は、トゥインクルフォレスト賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

8月24日、中2週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の’01アデレードシティカップ（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤祐樹騎手（4戦1勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

9月11日、中2週で迎えた36戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’01クリスタルナイトカップ（大井ダート1700m 曇/不良）に出走。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた37戦目は、ハンデ戦の’01ムーンライトカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（5戦1勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手が足りず14着に敗れた。

10月4日、中0週で迎えた38戦目は、ファンタジーナイト賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（6戦1勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

6歳（2002年）

6月14日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた39戦目は、ハンデ戦のアルタイル賞（大井ダート1790m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮崎乾司騎手（6戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた40戦目は、七夕賞（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（7戦1勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた41戦目は、ペッパーツリー賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（8戦1勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた42戦目は、オーガスト賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（9戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

9月16日、中4週で迎えた43戦目は、観月賞（大井ダート1790m 曇/重）に出走。鞍上は宮崎乾司騎手（7戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。