マリンアンドアレン（2007年生、母オランジュリー）

マリンアンドアレン（2007年2月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「家族名」。毛色は鹿毛。種牡馬のストラヴィンスキー（当時11歳）と交配したオランジュリーが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）へいはた牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方29戦3勝。主な勝ち鞍は2011年の一般C15。

経歴

デビュー前

1歳のとき、へいはた牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、へいはた牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、田湯産業によって420万円で落札された。

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

9月6日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

12月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に敗れた。

3歳（2010年）

1月20日、中4週で迎えた3戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の水仙賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

3月10日、中6週で迎えた4戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のつくし賞（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

5月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の揖斐川賞（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

7月9日、中5週で迎えた6戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、橋本建設特選（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルマサムネに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月23日、中1週で迎えた7戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、アメンボ特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月29日、連闘で迎えた8戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、山口久仁子還暦祝記念（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた9戦目は、一般C6（荒尾ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月14日、中8週で迎えた10戦目は、野原八幡宮大祭特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた11戦目は、きんもくせい特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた12戦目は、七五三特選（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩永千明騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた13戦目は、焼肉・冷麺明月軒（企）（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岩永千明騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月3日、中0週で迎えた14戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で岩永千明騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた15戦目は、増沢由貴子騎手を鞍上に迎えて、アフロディテ賞（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月23日、連闘で迎えた16戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岩永千明騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月31日、連闘で迎えた17戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（8戦1勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4歳（2011年）

1月8日、連闘で迎えた18戦目は、すみれ特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（9戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた19戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月28日、連闘で迎えた20戦目は、さわちゃんカワイイデスヨ杯（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のクリノティアラに3馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

2月3日、連闘で迎えた21戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤智久騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月10日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（2戦1勝）。5頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月3日、中2週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた23戦目は、一般C9（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（3戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月11日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた24戦目は、一般C9（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤智久騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月18日、連闘で迎えた25戦目は、トゥルーデカワイイデスヨ杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤智久騎手（3戦0勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月27日、連闘で迎えた26戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、畜近リース協会畜産フェア杯（企）（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた27戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は佐藤智久騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月9日、中8週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた28戦目は、一般C15（荒尾ダート950m 晴/稍重）に出走。鞍上は岩永千明騎手（10戦1勝）。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のネヴァウィキャンに7馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

6月30日、中2週で迎えた29戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月8日、中9週で迎えた30戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月21日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた31戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（11戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。