ティエッチサリー（1995年生、母コンファームドダンサー）

T.H.Sally

1995.04.23

ティエッチサリー（1995年4月23日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のKris S.（当時18歳）と交配したコンファームドダンサーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

石毛善彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

3月8日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は462kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったサンシーバードに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

3月22日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るグランドマナーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月2日、中5週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

7月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の瓢湖特別（新潟芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

4歳（1999年）

5月30日、約10か月半の休み明けで迎えた5戦目は、5歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦1勝）。17頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。