キビノフレンド（2000年生、母エビストウザイ）

キビノフレンド（2000年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のナイスフレンド（当時9歳）と交配したエビストウザイが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）蛯名牧場。戦績は、地方6戦6勝。主な勝ち鞍は2003年のアラ系3歳F3。

経歴

デビュー前

溝橋利喜夫厩舎（園田）へ入厩。

3歳（2003年）

1月8日、デビュー戦は有馬澄男騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳F3（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は461kg。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスタイルマイウエーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月29日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒミコフレンドを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

5月21日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳以上C8（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダシタンローズに5馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

6月5日、中1週で迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C7-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るハッコーカレッジを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

6月18日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳以上C7（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハッタユーノスに4馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

7月21日、中4週で迎えた6戦目は、アラ系3歳以上C5-1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るハッコーカレッジを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って無傷の6連勝を決めた。