メーテルコート（2020年生、母テーオーメーテル）

Meter Coat

2020.03.10

メーテルコート（2020年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部+コート」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時11歳）と交配したテーオーメーテルが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はヤナガワ牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

8月13日、デビュー戦は斎藤新騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（札幌芝1500m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

8月28日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

9月3日、連闘で迎えた3戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

10月1日、中3週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

12月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 雨/良）に出走。18頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

3歳（2023年）

1月14日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み7着に敗れた。

2月11日、中3週で迎えた7戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って18着に敗れた。

9月6日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のプレセぺ特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、3着を確保した。

10月5日、中3週で迎えた9戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C32 C41（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

10月19日、中1週で迎えた10戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、里平大滝賞（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸びを見せたが、勝ったハワイアンタイムにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

11月28日、中5週で迎えた11戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘魂で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のキープアドーラブルをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

12月16日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

4歳（2024年）

1月18日、中4週で迎えた13戦目は、一般C2七八（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

2月7日、中2週で迎えた14戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2六七（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。