ピュアラブ（2006年生、母ビビットウイッチ）

ピュアラブ（2006年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「純愛」。毛色は芦毛。種牡馬のサクラプレジデント（当時6歳）と交配したビビットウイッチが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は柏木一則。戦績は、中央平地9戦1勝、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は2009年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

12月21日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

3歳（2009年）

2月4日、中5週で馬体重を前走から27kg減らして迎えた2戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストビット特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

3月10日、中4週で迎えた3戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストレイン特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

4月19日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では稲妻のようなを披露し、3着に入り込んだ。

5月16日、中3週で迎えた5戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

6月21日、中4週で迎えた6戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 小雨/重）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず最後はブルーダリヤと並んで10着同着となった。

7月26日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のダイワオードリーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月5日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上500万下の瓢湖特別（新潟芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

10月3日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、3歳以上500万下（中山芝2200m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で後藤浩輝騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

11月8日、中4週で迎えた10戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の檜原湖特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。

12月19日、中5週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。