オールトソリス（2021年生、母エアティアーモ）

Ortu Solis

2021.03.04

オールトソリス（2021年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時18歳）と交配したエアティアーモが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2025年の地鶏の最高傑作 奥久慈しゃも賞(一般C3六)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、フィールドレーシングによって1,210万円で落札された。

佐藤裕太厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2024年）

10月31日、デビュー戦は山中悠希騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は518kg。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

11月28日、中3週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた2戦目は、山本大翔騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

12月20日、中2週で迎えた3戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したリーヴルワンダーを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

4歳（2025年）

1月22日、中4週で迎えた4戦目は、一般C3三以下（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山本大翔騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた5戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、地鶏の最高傑作 奥久慈しゃも賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマーゴットビートを次元の違う末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

5月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、一般C3三（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでなんとか走り抜いたが、ドーバーファルコンに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

6月6日、中3週で迎えた7戦目は、ダリア特別（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は笠野雄大騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

10月1日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、一般C3二（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハーモニーホクトに5馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

11月7日、中4週で迎えた9戦目は、一般C3一（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笠野雄大騎手（3戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、ノットインザアイにアタマ差交わされて2着に甘んじた。