シベリアンローゼズ（2003年生、母アイシスシェリー）

シベリアンローゼズ（2003年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋バラ」。毛色は青鹿毛。種牡馬のアドマイヤベガ（当時7歳）と交配したアイシスシェリーが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大栄牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方15戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の3歳C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大栄牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ダーハムによって787.5万円で落札された。

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

10月15日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1400m 雨/稍重）に出走。馬体重は436kg。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた2戦目は、D.ボニヤ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 雨/稍重）に出走。18頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。

3歳（2006年）

2月11日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた4戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

5月8日、中8週で迎えた5戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミントデザイアを捕まえ切れず、8馬身差の2着に敗北した。

6月18日、中3週で迎えた7戦目は、3歳C3（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のナワイチローに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月10日、中2週で迎えた8戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

8月21日、中5週で迎えた9戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るストームシグナルを上がり0位の末脚で半馬身差し切って1着ゴールを果たした。

10月1日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原勲騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原勲騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

11月11日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で菅原勲騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で菅原勲騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で菅原勲騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は12戦連続で菅原勲騎手（11戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4歳（2007年）

1月14日、中1週で迎えた17戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアミフジウラノスを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

4月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（12戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた19戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。