グリーンスイセイ（1984年生、母メイグリーン）

Green Suisei

1984.05.10

グリーンスイセイ（1984年5月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモンテプリンス（当時7歳）と交配したメイグリーンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）木戸口牧場。戦績は、中央平地14戦1勝。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

鈴木康弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

1月31日、デビュー戦は増沢末夫騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

3月7日、中2週で迎えた3戦目は、酒井健二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るビバリーアローを上がり2位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

3月21日、中1週で迎えた4戦目は、4歳400万下の沈丁花賞（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井健二騎手（1戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた5戦目は、4歳400万下のフリージア賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で酒井健二騎手（2戦1勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

4月29日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、4歳400万下の野苺賞（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井健二騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

5月10日、中1週で迎えた7戦目は、4歳400万下のこけもも賞（新潟芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた8戦目は、4歳400万下（東京芝2000m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を握り、リードを2馬身以上キープして、非常に速いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた9戦目は、4歳400万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は酒井健二騎手（4戦1勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

6月28日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定4歳400万下のさくらんぼ賞（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた11戦目は、4歳400万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

8月8日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（6戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって13着に敗れた。

9月27日、中6週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は酒井健二騎手（5戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

10月18日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井健二騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。