オリオンベルビュー（1994年生、母グロウカチドキ）

オリオンベルビュー（1994年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のルション（当時13歳）と交配したグロウカチドキが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は清水スタッド。戦績は、中央平地5戦0勝、地方14戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は1998年の光徳賞(一般C3)。

経歴

デビュー前

田子冬樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

10月5日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は492kg。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の湯沢特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた4戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた5戦目は、横田雅博騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横田雅博騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

4歳（1998年）

1月31日、中7週で迎えた7戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C5ワ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた8戦目は、一般C5リ（宇都宮ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシェリフズクインに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月5日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から15kg減らして迎えた9戦目は、一般C5ハ（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフクシノビュティに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月20日、中1週で迎えた10戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエビスリアルティーに2馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

6月14日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3ハ C4イ（宇都宮ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったナポレオンハイジからクビ差の2着に甘んじた。

7月14日、中3週で迎えた12戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で平沢則雄騎手（5戦3勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったデュールマンからクビ差の2着となった。

7月27日、中1週で迎えた13戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平沢則雄騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカミノレイソルに2馬身の差をつけて4勝目を手にした。

8月9日、中1週で迎えた14戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で平沢則雄騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタカオキングに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月4日、中7週で迎えた15戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で平沢則雄騎手（8戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月25日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2ハ C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で平沢則雄騎手（9戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた17戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、光徳賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のグレートエスケープに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月30日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（10戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサヒジーンズから半馬身差の2着に敗北した。

12月25日、中3週で迎えた19戦目は、クリスマス特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（11戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアトラスエースから1馬身差の2着に敗北した。