セフティオーシャン（1994年生、母ショッキングピンク）

セフティオーシャン（1994年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のプルラリズム（当時14歳）と交配したショッキングピンクが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤原牧場。戦績は、中央平地10戦2勝、中央障害20戦1勝2着1回、地方1戦0勝。1998年の阪神障害ステークス（秋）(ハンデ重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

11月24日、デビュー戦は金折知則騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は458kg。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサンライズアトラスに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月7日、中1週で迎えた2戦目は、3歳500万下の樅の木賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金折知則騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のワカサウルフに1馬身3/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

3歳（1997年）

1月7日、中3週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の京成杯（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた4戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのバイオレットステークス（京都ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

2月23日、中3週で迎えた5戦目は、3歳G3のアーリントンカップ（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は金折知則騎手（2戦2勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた6戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのクロッカスステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた7戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のクリスタルカップ（中山芝1200m 外回り晴/重）に出走。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた8戦目は、3歳オープンのマーガレットステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は金折知則騎手（3戦2勝）。17頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた9戦目は、3歳オープンの葵ステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金折知則騎手（4戦2勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で金折知則騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた11戦目は、4歳900万下の白丁花ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で金折知則騎手（6戦2勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

7月2日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、3歳G3の名古屋優駿（名古屋ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で金折知則騎手（7戦2勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月29日、約5か月の休み明けで迎えた13戦目は、古小路重男騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で古小路重男騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1998年）

1月25日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた15戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた16戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で合谷喜壮騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた17戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で合谷喜壮騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた18戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で合谷喜壮騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のベンテンに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月21日、中1週で迎えた19戦目は、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で合谷喜壮騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月19日、中3週で迎えた20戦目は、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は古小路重男騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた21戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で古小路重男騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた22戦目は、重賞の京都大障害（春）（京都障害芝3930m 雨/良）に出走。鞍上は合谷喜壮騎手（5戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた23戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で合谷喜壮騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、障害4歳以上400万下（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で合谷喜壮騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月11日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた25戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は4戦連続で合谷喜壮騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、仁川障害ステークス（阪神障害芝→ダート3150m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で合谷喜壮騎手（9戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月8日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた27戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で合谷喜壮騎手（10戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた28戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で合谷喜壮騎手（11戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた29戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で合谷喜壮騎手（12戦1勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた30戦目は、ハンデ重賞の阪神障害ステークス（秋）（阪神障害芝3150m 晴/良）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で合谷喜壮騎手（13戦1勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったレガシークレストから1馬身半差の2着となった。

10月17日、中3週で迎えた31戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 雨）に出走。鞍上は10戦連続で合谷喜壮騎手（14戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。